一般社団法人日本RV協会では、2012年より、全国各地に温泉、旅館、道の駅、遊園地等々の様々な施設で「RVパーク」の設置を進めておりました。
アメリカではキャンピングカーで旅をする方々向けに、快適に旅を過ごせるように国立公園やテーマパーク、フリーウェイの出入り口付近など10,000カ所以上の様々な場所に設置されています。
「車中泊」は、海外では幅広い世代に親しまれており生活に身近な存在である一方、日本ではまだそのようなライフスタイルは確立されていません。
そのため、違法行為やマナー違反といった扱いを受けたり、長時間駐車が出来る場所は街灯や人気が少ない等、危険が隣り合わせになる可能性がありました。
また最近ではオートキャンプ場内での車中泊が禁止となることもあるなど、車中泊自体の注目度は高まっている一方で実際に車中泊が出来る環境が広がり切っていない状況があります。
そこでJRVAでは、アメリカを中心に設置されている「RVパーク」を日本独自の「どなたでもご利用いただける・安全かつ快適な・車中泊を楽しめる場所」として、国内で拡充させていくべく、2012年から認定活動を行っています。
昨今では、人との接触を避けて楽しめるなどの理由から、車中泊に注目が集まっており、キャンピングカーオーナーの75%以上が1度以上「RVパーク」を利用したことがあるなど、以前にも増して需要と重要性が高まってきています。
JRVAでは、今後も多くの方が「車中泊」を安心安全に利用出来る「RVパーク」をあらゆるステークホルダーと推し進めるとともに、その存在自体を認知してもらうことで旅の選択肢に多様性が生まれていくようにこれからも取り組んでまいります。