日本RV協会は「東日本大震災」の支援活動の一環として、仮設住宅としてキャンピングカーの無償貸与を行います。これは現在も体育館や公民館で生活している被災者の方々に仮設住宅に入居するまで一時的に使っていただくためです。8月10日に宮城県石巻市の「おしか家族旅行村オートキャンプ場」で貸与式が行われます。
当協会では、3月11日の「東日本大震災」発生以降、義援金募集や車両貸与などの会員事業者が自発的に進めていた支援活動を統括する「東日本大震災復興支援プロジェクト」を設立し、東北福祉大学の巡回医療チームにキャンピングカーやトレーラーを貸し出すなど、さまざまな支援活動を行ってきました。
それらの支援活動の第二弾として、このほど宮城県石巻市長の要望に応え、日本全国より15台のキャンピングカーおよびトレーラーを結集し、宮城県石巻市に送ることになりました。
支援内容は、震災以来いまだに体育館や公民館といったプライバシーが確保されていない環境で生活している被災者に、キャンピングカーおよびトレーラーを一時的避難施設として使ってもらうほか、ボランティアに従事する人々の会議・休憩・宿泊する施設としても使ってもらおうというものです。
この石巻市長の要望をまとめたのは、NPO法人「NPOキャンパー」(飯田芳幸代表)で、当協会が貸与するキャンピングカーおよびトレーラーも同組織に管理され、6ヵ月間ほど無料貸与される予定です。
当協会では協会加盟の各社に呼びかけ、15台のキャンピングカーおよびトレーラーを結集して石巻市まで搬送し、8月10日には、宮城県石巻市鮎川地内の「おしか家族旅行村オートキャンプ場」において、その貸与式を行います。
【日 時】8月10日(水)、午前11時より
【場 所】宮城県石巻市鮎川地内、おしか家族旅行村オートキャンプ場
【貸 出 先】NPO法人「NPOキャンパー」を通じて宮城県石巻市
【台 数】15台(全国の日本RV協会加盟各社からの6ヵ月間の無償供与)
【利用目的】
1)被災者の仮設住宅移動前の一時的な避難所
2)ボランティア滞在者の会議・休憩・宿泊施設等