熊本県下に甚大な被害をもたらした「平成28年熊本地震」から、およそ14ヶ月が過ぎました。いまなお、震災の傷、震災の爪痕に苦しんでいる方が、大勢いらっしゃいます。
いまだに続く地震やその二次災害を予防し、有事の場合に救援・支援する車両が足りないという地元熊本市や被災者の声を聞き、日本RV協会九州地域部会では“災害対策・救援車”を熊本市へ寄贈することになりました。
県内屈指の大型イベントである「九州キャンピングカーショー」を開催してきた産業展示場グランメッセ熊本は、先の熊本地震で傷つき、その影響で昨年は同イベントも中止を余儀なくされましたが、この度、今年7月に震災復旧工事を終えリニューアルオープンし、9月30日(土)より10月2日(月)までの3日間「九州キャンピングカーショー2017」が開催されました。
9月30日(土)に当該イベントの特設ステージにおいて贈呈式が開催され、当協会会長 降旗貴史から熊本市政策局危機管理監 井上学 様へキャンピングカーの車両キーが手渡されました。
当協会では、本日お届けした車両が、地域の皆様にお役に立つことを心から願っており、このことを機に多くの方々に、当協会の復興支援活動への取り組みなどをご理解いただけたら幸甚に存じます。
■日時、場所
2017年9月30日(土曜日) 午前9:30
「九州キャンピングカーショー2017」特設ステージにて
■車両提供
一般社団法人日本RV協会 九州地域部会員
■寄贈先
熊本市政策局危機管理課
贈呈式の模様 熊本市政策局危機管理監 井上学 様(右)と当協会 降旗会長(中央)、古賀九州地域部長(左)
今回贈呈された車両